東北企業と地域企業との「共同商品開発」の環が、全国へと広がりはじめました

2015-03-17

東日本大震災より4年 東北企業と地域企業との「共同商品開発」の環が、全国へと広がりはじめました

 

【共同商品開発 企画の経緯】
東日本大震災からの復興プロジェクトとして発足した『希望の環』は、木の屋石巻水産の被災した缶詰を掘り起こし「希望の缶詰」と名付けて展開して以来、本当に多くの支援者に恵まれ活動を拡げて参りました。2014年1年間の催事販売は実に全国250箇所450日に及び、加えて昨秋は全国150校もの学園祭で生徒さん達自身による販売が行われ、更に2015年年初には20カ所もの神社仏閣の初詣に催事出展させていただくなど、全国に拡がる支援の環に支えられて参りました。

 

 

震災より4年目となった2014年より、石巻では多くの生産者の自社工場が再建されつつあります。しかし、永らく供給がストップしてしまっていた為に取引先の売場の棚は既に他の商品で埋まり、「既存の商品」を「既存の販路」へ展開しようとするだけでは売上を戻し復興を果たすことは困難です。各生産者は、震災前とは違う「新たな商品」を「新たな販路」へ展開することが求められています。 

 

そこで、一般社団法人希望の環では、2014年3月より「新たな商品開発・販路開拓」の課題に対する取り組みとして、全国各地の消費者から信頼と支持を持つ地場生産者との共同開発商品をつくり、それぞれの地域に根付くことを目指し販売いただく取り組みをスタートいたしました。

 

 

第一弾商品として、東京都で唯一の醤油醸造蔵であり創業100年を超える近藤醸造様の醤油を使い、木の屋石巻水産の創業来の商品「鯨の大和煮~キッコーゴ丸大豆使用~」を共同開発致しました。

 

創業100年を超えて地域で高い支持を受ける近藤醸造様の醤油を使い、新たに生まれた「鯨の大和煮」の缶詰は、木の屋石巻水産と近藤醸造様とのコラボブランドとして近藤醸造様の顧客から絶大な支持をいただき、2014年の一年間大変順調な販売を行ってまいりました。

 

 

【共同商品開発企画 全国の醤油醸造業とのコラボレーション企画へ発展】

2014年3月からの近藤醸造様との企画で一定の成果が見られた「共同商品開発企画」を、希望の環と近藤醸造様の呼びかけで、全国の醤油醸造企業様へご案内をスタートし、震災5年目を迎える今年3月より、あらたに3社の企業様にご参画いただくこととなりました。

 

      (2015年新規リリース商品 3月より随時販売予定)

 

一般社団法人 希望の環では、「新たな商品」を「新たな販路」での展開を目指し、「地域に根付した様々な生産者様と、新たな共同企画を全国に拡げることを目指し」活動して参ります。

 

一時の支援ではなく、「事業」として東北企業との繋がりを継続的に持ち、復興支援へ参画いただける支援の環(わ)を拡げて参ります。

 


 

 【一般社団法人 希望の環 概要】
設立  :平成24年1月11日
所在地 :宮城県石巻市三和町6-17
理事長 :  高砂光延(株式会社 高砂長寿味噌 代表取締役)

【株式会社 木の屋石巻水産 概要】
設立  : 昭和32年11月
所在地 : 宮城県石巻市魚町1-11-4
代表者 : 木村 長努 

【近藤醸造 株式会社 概要】
設立  : 昭和41年
所在地 : 東京都あきる野市山田733-1
代表者 : 近藤 功

【長谷川醸造 株式会社 概要】
設立  : 明治39年3月
所在地 : 山梨県南アルプス市3481
代表者 : 長谷川 正一郎

【湯浅醤油 有限会社 概要】
設立  : 平成14年1月18日
所在地 : 和歌山県有田郡湯浅町湯浅1464
代表者 : 新古 敏朗

【株式会社 松本醤油商店 概要】
設立  : 平成18年6月
所在地 : 埼玉県川越市仲町10番地13
代表者 : 松本 公夫

 



■この件に関するお問い合わせ先■

一般社団法人 希望の環 東京事務所(株式会社生産者直売のれん会内)担当 八木

TEL:03-5827-7530、FAX:03-5827-7259

 

 

 

 

 

 

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